2009年1月24日土曜日

ルール変更が裏目に。トライ減キック主体に ラグビートップリーグ

ラグビートップリーグのレギュラーシーズンが終了した。
各チームが13試合ずつ戦った。
今年から試験的ルールELVを実施したが、皮肉な結果が出た。

数字で見ると一目瞭然 (一試合あたり 左2007年度、右2008年度)
トライ数  7.4⇒6.9
PG試行数 2.4⇒4.5
モール数  18.1⇒9.9
キック数  53.2⇒61.4
インプレー 34分⇒33分

今回のルール変更の目玉は、わかりにくいモールを減らし、タッチキックを制限し
クイックスローインを簡単にしてオープン攻撃を推奨することだった。
これらは、いくらかは効果があったが、敵陣でモールが使えなくなり、PGを狙う場面が増えた。
また、タッチキックもほとんどのチームがスタンドオフにキックのうまい外国人選手を使い
リスクの高いパスをやめ、キックで陣地を獲得していく戦法を取った。

1日から始まるマイクロソフトカップは、一発勝負のトーナメントなので
堅実志向はさらに強まる可能性がある。




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